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『クラウディアからの手紙』

「他人の不幸の上に自分の幸せを築くことは、私にはできません」

太平洋戦争の混乱の中、無実の罪でシベリアに抑留された蜂谷弥三郎(佐々木蔵之助)。地獄のような日々を、日本で待つ妻・久子(高橋恵子)への思いを胸に生き延びる。そんな中、自分と同じ境遇のロシア人・クラウディア(斉藤由貴)と出会う。二人は家族に近いいたわり合いの情で結ばれ、結婚する。しかし彼は祖国への想いを捨てきれないでいた。―――夫の生存を信じて待ち続ける日本の妻。弥三郎を懸命に励まし、愛情以上の思いで繋がっているロシアの妻。「私は十分、あなたとの幸せな時間を過ごしました。この後のあなたの時間は、50年間一人で待ち続けた久子さんにあげてください。私は他人の不幸の上に自分の幸せを築くことはできません。」二人の女性の愛に弥三郎は揺れた。そして遂にクラウディアに押されるようにして、ロシアを後にする。身を切られるような別れ。そして久子との感動の再会。

過酷な運命に翻弄されながらも、果敢に生き、愛を貫いた三人の奇蹟の実話!!!

1128647859222001 (>_<。)久々に芝居を見て号泣しました。いや、慟哭かな。戦争という運命に必死で立ち向かって、ひたすら生きようとする弥三郎の姿に心を打たれました。弥三郎とお互いの国の妻を思う二人の女性の深い愛も、素晴らしいものだったと思います。役者人もかなり実力派がそろい、キラリと光っていました。佐々木蔵之助さんの、良く通る声が素敵で、体当たりの演技もひきつけられました。ここまで自分を追い込めることが出来たらいいですね。また一人ファンが増えました。 ラストのシーンでは、本当の手紙を読み、バックに当時の様子の映像が流れ、心を奪われました。役者たちも芝居を越えて、泣いていました。もちろん私は鼻まで垂らして号泣や。もし、私が久子なら・・・。クラウディアなら・・・。自分が不幸でも他人の幸せを考えてあげられるだろうか・・・。愛って一体・・・?

東京では世田谷のパブリックシアターにて2月5日まで。大阪ではシアタードラマシティーで2月14.15日にあります。ぜひぜひご覧あれ。

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